NekketuLabs

Concept
NekketuLabsはITアーキテクトに役立つ情報を提供するというコンセプトで運営しています。 現役ITアーキテクトの自分から見た技術動向についての考察を綴ると共に、 自身が制作したアプリケーションやソースコードの公開もしています。

押さえておきたいWebデザイントレンド2011

2011年は、日本においてもスマートフォンとタブレット端末が爆発的に普及した年だったと思います。私自身も、2010年にiPad、2011年にスマートフォンを入手して、これからのWebデザインは、クロスブラウザ対応だけでは凌ぎ切れないという実感が湧いて来ました。もちろん、ECサイトなどであればすでに対応済みのところも多いのですが、企業内で利用する基幹システムにおいても、徐々に必要に迫られてくると思っています。

そういうわけで、今回は2011年現在で「押さえておきたいWebデザイントレンド」と題して、SIを手がけるアーキテクトの視点から、3つのキーワードと参考になりそうなサイトを取り上げてみたいと思います。

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JSF2.0 Faceletsカスタムタグとjarファイル分割

1年ちょっと前にJSF2.0の記事を書いたのですが、JavaEE6のWebフレームワーク標準であるものの、やはりまだJSF2.0についての日本語情報は少ないですね。私がJSF2.0を導入したシステムも、ようやく第1弾のカットオーバーを数ヶ月前に迎えて、幸い安定稼働しています。

さて、今回はJSF2.0、特にFaceletsによるカスタムタグを、Webプロジェクト(war)に含めない場合の実装について記述したいと思います。前回の記事において、XHTMLによるコンポーネントが作れるようになったと書いたのですが、画面共通で利用する汎用的なコンポーネントを開発者向けに提供したいと考えた場合、Webプロジェクトではなく、別途jarを分けて提供したいというケースは多いのではないかと思います。

これまで大規模プロジェクトでアーキテクトとして携わってきた経験上、開発者が勝手に共通コンポーネントを改修してしまったり、誤って削除するなど、開発者が触れる場所にあるのは、全体最適化および標準化の観点からも好ましくありません。またバージョニングの観点からも、例えばMavenにてフレームワーク系のjarはバージョニングにしているケースも多いでしょうから、やはりシステム共通レベルの実装はおいそれと開発者が触れないようにしておくほうがベターです。

とはいえ、別のjarのresourcesフォルダにXHTMLを置くだけでは、warの中に含めた場合と違い、カスタムタグとして認識されないので、一工夫必要になるのですが、Webで調べてもほとんど言及されてないところなので、今回取り上げることにしました。

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スマートフォン対応 - HTML5対応モバイルJavaScriptフレームワークの選定

通勤の際、スマートフォンを持っている人を持っている人を見かける機会が増えてきました。かく言う私も、今年2月にスマートフォンを購入しているのですが、やはりWebブラウジングしていると、PC向けサイトを見ると、文字サイズが小さいのでまずはズームして・・・なんてことをしなくてはならず、少々つらいものがあります。

もともとiPadは所有していたのですが、解像度がXGAなのであまり気にならず、特段PC以外の端末によるWebアクセスに対してはさほど興味がなかったのですが、スマートフォンを実際に利用してみるとやはり気になってきます。

例えば、Google、Yahoo!などの大手サイトは、当然スマートフォン対応を早くからしており、 PCと同じURLにアクセスすれば、自動的にスマートフォン表示(純粋にredirectしているだけのケースもありますが)になります。日本でも今年は爆発的にスマートフォンがヒットしていることを考えると、そろそろWebサイトのスマートフォン対応は真剣に考える必要があると思います。

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